修了生メッセージ

井上 由美子さん 国際健康開発研究科2年

2014_1 1年次は毎日の授業や研究プロポーザルの作成に加えて、短期フィールド研修でバングラデシュ、キャンパスアジアの短期プログラムでフィリピン、教官の研究補助のためカンボジアと多くの国を訪れました。各国で
は既に国際保健分野で活躍されている本研究科卒業の先輩方ともお会いすることができ、大変頼もしく感じると同時に長崎大学のネットワークの広さを改めて認識しました。いつでも熱心に指導してくださる先生方、そ
して共に刺激し合える仲間こそがこの研究科の最大の魅力だと思います。また長崎での1年間は途上国だけでなくGlobal Healthの枠組みで国民皆保険や世界一の平均寿命、少子高齢化などの特徴を持つ日本のHealthにつ
いても考える機会となり、日本で公衆衛生を学ぶ意図や国際保健に従事する日本人の役割を強く意識するようになりました。
現在は、昨夏に訪れたバングラデシュで長期インターンシップを開始したところです。農村部と都市スラムの母子保健事業に携わりながら、課題研究にも取り組む予定です。イスラム社会という慣れない環境に戸惑うこともありますが、困難こそ今後の自分の力になると信じて現地で得た経験とそれに基づく思考プロセスを大切にしながら1日1日を過ごしていきたいと思っています。

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