修了生メッセージ

小野 真代さん 平成24年3月修了

    2012_8二年間の修士課程で最も有益であったことの一つに、文化・医療人類学的視点を得たことがあります。入学前に途上国で活動を行った際に、それまでに自分が培ってきた価値観を現地の人々に押し付けてしまい、物事が思い通りに進まないことに苛立ちを感じた経験がありました。世界中には多種多様な文化が存在し、それは時代と共に移り変わるものです。現地の人々の文化、生活、習慣に見合った活動でないと、受け入れられないどころか現状を悪化させてしまうこともあります。二年次にケニアで母子保健に関するプロジェクト活動とフィールド調査を行った際に、一年次に学んだ上記の視点がとても役立ちました。専門領域はリプロダクティブヘルスですが、幅広い視野が必要であることを痛感しました。現在は博士課程に進学し、疫学・統計学の知識を含め、再びフィールド調査に挑戦したいと考えています。皆さんも研究科のカリキュラムを通して、ご自分なりの大切な視点を発見されてはいかがでしょうか。

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