2025年12月11日(木)、長崎大学は、アジア開発銀行(Asian Development Bank, ADB)と、開発途上加盟国出身の学生に対する奨学金支援に関するパートナーシップを締結しました。
本パートナーシップにより、長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科で学ぶ留学生は「アジア開発銀行・日本奨学金プログラム(Asian Development Bank-Japan Scholarship Program:ADB-JSP)」による奨学金を利用することが可能となります。これにより、本学におけるアジア太平洋地域の持続可能な発展に貢献する高度専門人材の育成が、今後さらに推進されることが期待されます。
写真は、調印式の様子です。
左からYevgeniy Zhukov 局長(気候変動・持続可能開発局)、永安学長
今回の調印式では、ADBの気候変動・持続可能開発局局長であるYevgeniy Zhukov氏より、本プログラムを通じた人材育成の重要性や、長崎大学との連携に対する期待についてのコメントが述べられました。
また永安学長からは、長崎大学を指定教育機関に選定頂いたことへの謝意が表明されるとともに、本プログラムへの参画を通じて、熱帯医学・グローバルヘルス研究科における学生の多様性の一層の拡大と研究活動の発展が期待されること、より健康で包摂的かつ平和な世界の実現に向けて、ADBと協働していきたいとの抱負が述べられました。
長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科では、来年度の博士前期課程の募集より、ADB-JSP奨学金制度を活用し、東南アジアに加え、コーカサス、中央アジア、南アジア、大洋州諸国など幅広い地域から意欲ある優秀な留学生を募集します。
奨学金応募方法等の詳細につきましては、長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科のウェブサイトで順次お知らせ致します。
なお、同日には、ADB主催による奨学生歓迎会が開催され、ADB-JSPの事務局長をはじめ、同奨学金の資金提供を担っている財務省の関係者や、国内17大学の指定教育機関関係者が参加しました。
歓迎会のプログラムの一環として実施されたADB-JSP留学生のグループワークの様子
同グループワークにおける発表の様子
①the ADB Japan Funds Facebook
https://www.facebook.com/share/p/193xMwfNuc/
②JSP LinkedIn
https://www.linkedin.com/posts/japan-scholarship-program_adbjsp-welcomes-nagasaki-and-tohoku-universities-activity-7407674885474439168-hrBK/?utm_source=social_share_send&utm_medium=member_desktop_web&rcm=ACoAAB3YncQBTqvLATYJvHkrsgbSl92EPsqics4
③長崎大学
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news4868.html