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北 潔 研究科長が瑞宝中綬章を受章

2025年春の叙勲で、北 潔 研究科長が瑞宝中綬章を受章されました。瑞宝章は国家または公共に対し積年の功労がある方に授与される勲章です。北研究科長の長年にわたる寄生虫をはじめとする病原体と宿主ヒトのエネルギー代謝の多様性に関する生化学からの教育と研究、またわが国のアカデミアの一員としてグローバルな視点から国際医療協力の進展に尽くしたことが認められ、今回の受章となりました。
他の多くの受章者が既に現場の第一線を退いておられる中、現役の研究者が叙勲されることは非常に稀で、本学にとっても大変喜ばしく名誉ある受章です。
北研究科長は、今回の叙勲を受け、「大腸菌にはじまり寄生虫、ウイルスと進めてきた感染症の基礎研究と熱帯医学、国際保健学、そしてグローバルヘルスと現場での問題解決を多くの仲間の皆さんと試みてきた努力を認めて頂いた事を大変にうれしく思うと同時に、お世話になった方々に感謝の気持ちで一杯です。今後は長崎大学がめざす地球の健康、「プラネタリーヘルス」の実現に微力ながら貢献して行きたいと考えています。」とその喜びを語りました。

 ※今回の叙勲の対象となった研究をまとめた北教授の寄稿が医学と公衆衛生に関する学術情報誌「Modern Media」に掲載され、刊行されましたので、ぜひご参照ください。

https://www.eiken.co.jp/uploads/modern_media/literature/202503_23-32.pdf

 

 

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