修了生メッセージ

井上 恭子さん 国際健康開発研究科2年

2013_5私は、民間企業勤務後に本学に入学したいわゆる非医療系のバックグラウンドなので、入学当初は多様なコースの科目についていけるかどうか心配でした。しかし、1年目は学長を始めとした長崎大学内の様々な学部・学科の教授陣、国際保健や公衆衛生、国際開発に現在進行形で携わっておられる国内外からの講師人の授業が目白押し。どの内容もききのがしてはもったいないと必死に授業に取り組んだ1年でした。このコースの特徴である、「専門性の高い実践能力を備えた人材の養成に向けた実践的な知識」と、様々な人脈を広げることができつつあることを実感しています。また、現在も世界中で活躍しておられる卒業生の先輩方との密なネットワークは、研究やインターン先の相談を気軽にやり取りしてくださったり、励ましていただいたりと大変心強いつながりです。でも、こうした恵まれた環境をどう生かすかは自分次第。少人数編成の授業では、1人1人の授業への取り組みがクラス全体に影響します。コースの多様性は各自の研究を各々がデザインし模索し続ける過程が続き、論理的思考かつ即時的な事務処理能力を鍛える必要性を実感していますが、この経験はどれも無駄ではないと確信しています。
4月からいよいよ長期インターンシップでケニアへ向かう予定です。私がこのコースで一番に魅力を感じたこの2年次のインターンシップで、これまで学んだ専門知識を実践的に生かし、自分がデザインした研究を自分でマネージメントして現地の人々と取り組める機会。楽しみであると同時に1人で開拓し、実践していく責任への不安感も混じり合いますが、帰国した時の自分の成長を信じて、やってみない公開よりもやってみた達成感を多く得られる機会にしたいと思います。

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