修了生メッセージ

菊池 可奈子さん 平成23年3月修了

    青年海外協力隊での活動をきっかけに、人々が健康になることを阻害する要因には、貧困問題だけではなく、宗教や文化、習慣など様々なことが複雑に絡み合っていることを知りました。どのような方法をとれば、貧しい人も豊かな人もみんなが安心して健康に過ごせるのだろう、そのことをもっと深く学びたいと思い、入学しました。
    一年次は、医療系の自分にはまったく縁のない経済学や人類学など新しい学びがあり、課題は大変でしたが、調べれば調べるだけに貪欲に知見を深めることが出来、先生方もその貪欲さに付き合って下さり贅沢な時間を過ごしました。二年次には、インターンとしてJICAのプロジェクトで実務経験をした後、母乳育児に関する調査・研究を行いました。国際協力の現場の実際をインターンという立場で業務としての責任を含めて学べた大変貴重な機会であったとともに、現地の人々からも人間が生き抜く術や強さを学んだ8ヶ月でした。
    現在はHANDSという法人で、UNICEFと共に3月11日に起こった東日本大震災の復興支援プロジェクトスタッフとして岩手県沿岸部の乳幼児の保健・栄養支援にかかわっています。本研究科の先生方、事務職員の方々に支えていただき、たくましく個性豊かな仲間と過ごした長崎での日々を胸に、これからも困難な状況に打ち勝つ精神力と応用力を磨き、日々成長していけるように頑張りたいと思います。

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