修了生メッセージ

在学当時

後藤 久美子さん 国際健康開発研究科1年

2012_1私は、青年海外協力隊として2年間ガーナでエイズ対策として活動していました。帰国後は、九州海外協力協会に所属し、開発教育支援事業をしておりました。その中で、自分の2年間の協力隊での活動を振り返り、もう一度国際保健の分やで活動したいと思うようになり進学を決めました。もともと医療のバックグランドを持っていない私ですが、熱帯医学や疫学、医療文化人類学など私にとって新しい世界ばかりです。これまで見てきた開発途上国での保健問題を多角的な面から考える場となっています。また、相談には何時間でも付き合ってくれる熱い熱い先生方、またそれぞれに違う分野をもったクラスメートとともに学生生活を送れることに感謝感謝の日々です。2年目からは、実際に開発途上国での長期インターンシップと研究が入ってきます。アフリカで再び活動していきたいと思っていますので、1年目の学校生活から多くのものを得、実践へ役立てるよう頑張っていきたいと思います。

鶴岡 美幸さん 平成23年3月修了

2011_3”オールスター教授陣!”これが研究科の一番の特徴です。非常に贅沢な講義に参加出来ます。学びの手法と言うものは、ひとそれぞれの好みや得意な方法があるのでしょうが、魅力的な講義での学びは強烈な印象となります。研究科のもう一つの特徴は、とても欲張りなカリキュラムという点です。座学で学んだ後、長期インターンシップでは実務経験を積みながら研究も行います。頑張るもよし、自分の経験やペースに合わせて取捨選択するもよし。また、互いに似ているようでいて各々の個性がひじょうに強い学生との出会いも貴重な財産です。
国際保健という分野において、自らをどの立場に置きどのような活動をしようか?というテーマに正解はありません。正解のない問いに自分なりの答えを見出すためには、豊富な知識と経験を要します。このテーマに真摯に取り組む覚悟を決められた。私にとってはそんな二年間でした。

豊島 さやかさん 国際健康開発研究科2年

2011_7ウクライナはキエフから、豊島さやかです。チェルノブイリ原子力発電所事故後の調査として、キエフにある放射線医学研究所でインターンシップと研究をしています。かねてより放射線災害はテロも含めて必ず起こるからそのために専門家になって山下先生の片腕とまではいかなくてもリンパ球の一つくらいにはなりたいと思っていたら、あまりにも早くそれは日本で起こってしまいました。このセンターではチェルノブイリ事故で被害を受けた人々やその子供たちの健康問題を長期検診によってコホート調査をしています。25年たって健康問題は現代病も含むようになり、一層複雑化しています。しかしこうして放射線災害治療に特化した施設はこれから日本のみならず世界中で必要になるので、本当に良い経験と学びをしています。つたないロシア語で奮闘しつつ、公衆衛生は決して貧困や感染症の為だけにあるのではないという見地からキエフと福島を見つめながらここにいます。

高橋 理慧さん 国際健康開発研究科2年

2011_6私は大学を卒業してすぐにこの研究科に来たので、いわゆる「新卒」と言われる部類になります。海外のMPHコースでは普通、何年かの勤務経験が必須となり、いわゆる新卒は門前払いされることも少なくありません。国際協力の分野でキャリアアップしていく覚悟をした上で私がよく考えたのは、「資格が先か、経験が先か」ということです。結論として、まずは資格を優先することにしました。何も知らないけど一緒にやりましょうと現場に入っていくのではなく、少なからずこれなら貢献できますというものを持つことが、そこに住む人々と仕事をするうえで最低限の礼儀ではないかと思ってからです。そして今、その決断をして正解だったと思っています。具体的にこの研究科で学んだ、疫学・統計、研究の仕方、PCM(プロジェクトサイクルマネージメント)はプロジェクトを運営していく上で欠かせない技術であり考え方で、これらを軸に実践で役立つ人間に成長したいです。また、今こうしてWPRO(WHO西太平洋地域事務所)で素晴らしい経験をさせていただいていることは、この研究科に拾っていただかなければ実現できなかったことなので、本当に感謝の毎日です。
写真:カンボジアとタイの国境にある拘留所のプログラムサイトにて。移民を対象にした結核のプロジェクトが10月から開始される。

図司 令子さん 国際健康開発研究科2年

2011_5RIT/JATA Philippines, Inc.というフィリピンの都市貧困地域で結核対策プロジェクトを実施しているNGOで長期インターンシップを行っています。
青年海外協力隊で青少年向けの健康教育を行ってはいましたが、保健医療を専門とする団体で活動させていただくのは今回が初めてになります。
どのような人たちが、どのような思いで、どのように保健プロジェクトに携わっているのか。プロジェクトの一員となって現場から直接学べる機会を得られたのは、非医療従事者の私にとっては非常にありがたいことです。活動計画の確認やモニタリングといった活動で直面する出来事が1年次に必死になって覚えた国際保健・マネジメントの知識とリンクしていく瞬間を感じながら、インターン生活を送らせていただいています。長崎と開発途上国という2つの場所で、本研究科教職員・インターン先のスタッフの方々に支えていただきながら学ぶ国際保健分野でのキャリア形成の土台となる貴重な時間になるのではないかと思います。
写真:インターン先スタッフ、パートナー団体スタッフと会議に参加

小川 一弥さん 国際健康開発研究科2年

2011_4こんにちは。今、長期インターンシッププログラムでケニア西部の街に滞在しています。アフリカでの長期滞在は青年海外協力隊に続いて2回目ですが、協力隊では体験しなかったことを経験する毎日です。例えば、住民やカウンターパートへのキャパシティデベロップメントをしながらも、プロジェクトを期限通りに遂行するために本来は彼らがやるべき仕事をある程度は自分たちが肩代わりしなければならないというジレンマ。同じエリアで活動する団体がいまだに住民に物をばらまくような援助をしているという現実。もちろん、自分たちがしたことに対する住民からの感謝の言葉も・・・。様々な事象が深く考える景気を与えてくれます。学校を卒業して実際に働き始めると、こんなふうに悠長にものを考えている余裕などないのかもしれません。学生の間にこのような経験ができるのもこのプログラムの貴重な点の一つではないでしょうか。

橋場 文香さん 国際健康開発研究科1年

2011_3学部生時代は、外国語で英米語を専攻し、3年次からアメリカへ心理学専攻で学位留学をしていました。国際協力・国際保健に興味を持ちだしたのはほんの数年前であり、世界中で貧困に苦しんでいる人々を助けたいと漠然と思い続けていました。心理学のリサーチで、途上国のメンタルヘルスに興味を持ち、調べていくうちに公衆衛生学の重要性を認識するようになりました。私は文系・新卒・途上国未経験ということで受験しようか迷いました。しかし、高度な専門知識・現場経験を持った教授方から学際的に学べ、また短期研修・長期インターンシップで実践力も身につけることが出来る研究科はここしかないと考え、受験を決意しました。この研究科は、様々なバックグラウンドを持った人に広く門戸を開いています。医療従事者だけでなく、青年海外協力隊、社会人経験を持った方などお互い刺激しあって学び合うことが出来る環境です。知識・経験を蓄えることは、決して容易ではありませんが、ここで学ぶ全ての事が、将来国際保健の現場で貴重な財産になると信じて、精一杯努力していきたいと考えています。

佐藤 優さん 国際健康開発研究科1年

2011_2国際健康開発研究科に入学を考えている方へ。
私は、学部時代に国際保健と出会い、その魅力にひかれてこの分野に進むことを決意しました。大学を卒業した後は、日本における公衆衛生の経験を積むために行政保健師として勤務しました。が、いざ取り組もうと考えた時、どのようなプロセスが必要なのかわからずとても悩んでいました。そして思案の末、辿り着いたのが長崎大学国際健康開発研究科でした。一番の決め手となったのは、この研究科が将来的に現場で活躍できる人材育成を目指しているというところです。更に、保健医療のみならず経済学や人口学等の講義が用意されており、私が行政保健師として勤めた時に感じていた『公衆衛生で重要な関連知識』について学ぶことが出来ることも、この研究科の魅力です。また、恥ずかしいことに私は語学が苦手なのですが、それを補強する講義や海外からの研究生が身近にいることは、モチベーションを高める上でよい環境となっています。他にもまだ沢山の魅力がありますが、是非、一度訪れてご自身の目で確かめてみてください。

今野 美保さん 国際健康開発研究科1年

2011_1昨年、当研究科の受験をどうしようか迷いながらこの「在学生からのメッセージ」のページを何度も読み返していたことを思い出します。私は看護師として臨床で経験を積んだ後、マダガスカルでエイズ対策隊員として青年海外協力隊のボランティア活動に参加しました。帰国後、保健医療の分野で仕事を続けていく中で、人各々の限りある人生を楽しんで生きていくことを応援していける様な事を仕事にしたいと思うようになりました。それにはこれから自分に何が出来そうか考えた結果、もう一度途上国の現場に戻ってみたいと思うようになりました。そして現場に出た時に専門的な視点で現場を評価し判断する力を身につけたいと思い、当研究科を受験することに決めました。1年前期の今は、講義や課題に追われ忙しい毎日ですが、温かく、魅力的な諸先生方と素敵な同級生たちと共に勉強できる事に心から感謝しています。いつかこの2年間で学ぶことを還元していけたらと思います。

永田 晶子さん 国際健康開発研究科2年

2010_6はじめまして。私は現在タンザニアで2年次長期インターンシップを、GTZインターンとしてドイツ二国間援助の保健プログラム内のプロジェクトサイトのひとつに所属し、たくさんの人に助けられながら多くの経験をさせてもらっています。インターンシップ後半はフィールドを村落部に移して課題研究を計画しています。 当研究科のカリキュラムは、さまざまな視点から保健医療や地域・社会を研究している教師陣による講義や、研究初心者の私にも手取り足取り指導してもらえる環境が整備されています。そして、それを支える大学職員の方々のバックアップも強力です。これらにより学生は各人の能力や必要性に合わせて2年間の学びの計画をデザインして実施することに集中できるのが、当研究科の魅力だと思います。海外や国内都市圏大学院と比較すると、後塵を拝する点が多尐あるのは認めますが、それとはまた違う価値が当研究科にはあるのではないでしょうか。私は、楽しく学んでいます。 Karibu sana.追記:長崎は、美味しい魚と焼酎が豊富です。

田中 準一さん 国際健康開発研究科2年

2010_52005年。当時、救急室で看護師として働いていた私は、病院からの命令により地震が起こったパキスタンで災害医療支援を経験しました。それをきっかけとして開発途上国に目が向き、保健・公衆衛生の重要性を肌で感じて、この研究科への入学を決意するに至りました。 私が考えるこの研究科の魅力は、インターンとしての実務研修が長く取られているということです。実務家を目指すものにとってはインターンとして『学びつつ働ける』ということはこの上ない贅沢な企画だと思います。現在、私はJICAを通じて日本のNGOであるTICOでインターンをしていますが、本当に様々な経験をさせて頂き、濃密な日々が送れて満足しております。また、英語が得意なものにとっても苦手なものにとっても日本語で国際保健について学べるのは、この研究科の魅力の一つだと思います。(残念ながら私は後者ですが…。)その上、1年次に集中して行われる座学では、海外からの講師も迎えられ、英語で国際保健を学べる機会もありますのでその点も大きな魅力ではないかと感じております。

小山 佳那子さん 国際健康開発研究科2年

2010_4協力隊への参加をきっかけに人々の健康に興味を抱き、MPHを取得すべく現在に至っています。 1年次は大量な知識を詰め込む日々で、実際それがどの程度自分のものとなったのか不安な想いのまま2年次のインターシップへと旅立ちました。そして現在、現場はとても刺激的です。専門家の方々に同行するだけでも、多くの学びを得、また事業が動くのを肌で感じることができます。現場で見て感じたものと、今までに詰め込んだ知識が私の頭の中でぐるぐるとミックスされて何かを生み出そうともがいている真最中です。日々、奮闘しながら過ごしていますが、世界の何処かに散らばっている同期の便りや、プロジェクトの方々に助けられながら沢山の事を毎日吸収しています。

星 友矩さん 国際健康開発研究科1年

2010_3こんにちは、ほしとものりです。私は琉球大学農学部を卒業後に、現場に赴き体験的に学習できることを含めて充実した教育環境を求め、本研究科を受験しました。私は特に海外での実務経験はありませんが、国際保健を志す熱意があれば経験はこれから積めばいいと考えています。国際健康開発研究科は将来的に現場で活躍できる人材育成を目指しています。ここでは現場で必要な多角的なものの見方を養うため熱帯医学や母子保健学、文化人類学、統計学、疫学、人口学、経済学といった多彩な勉強をすることができます。更に熱帯医学界で日本を代表する先生方の講義もあります。また頻繁に外部の講師の方がいらっしゃいますし、そこで豊富な人脈を築き、現場での体験談を直に聞くことはどんな教科書を読むよりもためになると思います。そういった環境が整っているのが本研究科の特徴です。 まだ立ち上げられて3年目ですし、改善する点はたくさんあると思います。ですが、先生らも熱心に学生と共に同じ目標に向かい努力し、向上心を持たれていますのでとても活気のある研究科です。是非、国際貢献を目指す方は本研究科を受験してください!みなさまにお会いできる日を楽しみにしています。

野上 ゆき恵さん 国際健康開発研究科1年

2010_2国際健康開発研究科は、多面的な分野から実務的な人材を育成するプログラムであること、またアジア・アフリカでの現場経験の豊富な先生方がいることが受験を決めた理由です。私は看護師として病院で経験を積んだ後、保健師としてガーナ共和国での青年海外協力隊に参加しました。農村地域の保健センターの業務を手伝いながら、学校保健教育や伝統的産婆の研修に関わり政策、貧困、環境、文化等・・、様々な要因が任地の保健医療の現状に関わる事に気がつきました。1年次前期の今は、多分野の授業から、協力隊活動での疑問を解決する糸口を学んだり、自分の気が付かなかった事、知らなかった事を発見したりする毎日です。短期フィールドを含め、後期には国際保健医療政策、マネジメント等の応用分野の授業が始まり、今後の実践につながる学びが期待できます。長崎は歴史もあり、環境もよく、この恵まれた2年間を最大限に活用させてもらい、自己研鑽しながら将来の進路につなげていきたいと思います。

上村 知春さん 国際健康開発研究科1年

2010_1、この分野に進もうと決意したきっかけです。私に何が出来るのか、何をしなくてはいけないのかを考えた末たどり着いたのが、長崎大学国際健康開発研究科でした。国際健康開発研究科における専門知識の習得と、その後の現場での研修というカリキュラムは国際保健の現場で携わっていくようになるために非常に有意義なものだと思います。私は文系・新卒である上現場での経験にも乏しく、入学当初は不安でいっぱいでしたが、先生方は丁寧にご指導して下さり、授業を理解することが出来ています。また、授業以外でも親身になって相談に乗ってくださり、このことで大変勇気づけられています。ここには医師・看護師・薬剤師・青年海外協力隊などのバックグラウンドを持つ学生がそろっており、彼(女)達と様々な情報、知識を共有できるのは本当に貴重なことだと思っています。このような環境の中で過ごすことが、「初心者の私でもやっていける」という自信につながっています。この2年間が、国際保健に携わっていくための貴重な第一歩になるように努力していきたいと思っています。

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