教員紹介

前村 浩二 教授

専門・研究テーマ・キーワード
循環器内科学
担当課程
博士前期課程専任教員

取得学位・資格

MD, PhD

個人/所属ウェブページ

http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/junkanki/index.html

他所属

  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 循環器内科学
  • 長崎大学病院循環器内科

経歴

  • 1986年  東京大学医学部医学科卒業
  • 1996年  東京大学医学部 第三内科助手
  • 1996年  ハーバード大学公衆衛生大学院博士研究員
  • 2000年  ハーバード大学医学部 Brigham & Women’s Hospital 循環器内科研究員
  • 2001年  東京大学医学部附属病院 循環器内科助手
  • 2005年  東京大学医学部附属病院 循環器内科特任講師
  • 2008年  長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 循環病態制御内科学教授 (平成26年 循環器内科学に教室名変更、現在に至る)
  • 2009年  長崎大学病院 副病院長(兼任)
  • 2015年  長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科教授(兼任)

教育活動

心血管系疾患は先進国において、長い間主要な死因となっていましたが、予防医学、治療法の開発により近年死亡率は減少しつつあります。一方、開発途上国では、生活習慣の変化により、肥満、糖尿病、高血圧が増加し心血管系疾患が急増しています。従って、従来開発途上国においては感染症対策が最も重要な課題でしたが、今後は生活習慣病対策も非常に重要になると考えられます。心血管病減少のための住民への啓蒙活動、予防法、治療法についていっしょに学んで行きたいと思います。

研究活動

  • 運動や睡眠などの行動パターンや、心拍数、血圧などの生理機能には概日リズムが存在し、生物に内在する体内時計により調節されている。現代社会は概日リズムを撹乱する環境に満ちており、生活リズムの乱れが生活習慣病の発症、進展の要因となることが懸念されている。実際、疫学研究において、夜間シフトワーカで虚血性心疾患や一部の癌のリスクが増加することが多数報告されている。また時計遺伝子を変異させたマウスが次々に樹立され、これらのマウスの表現型を解析することにより、時計遺伝子が糖代謝、脂質代謝、血圧や血管機能、腸管吸収、免疫機能など多彩な生体機能に関与していることが明らかになった。我々は体内時計を考慮した治療法である、時間治療学の循環器疾患への応用を目指して研究をしている。
  • 心筋梗塞は冠動脈が高度に狭窄して発症するのではなく、不安定なプラークが破綻して血栓が形成されることにより発症することが明らかになっている。従って不安定なプラークの存在を発見することは、心筋梗塞を予防する上で極めて重要である。我々は不安定プラークの存在を予知できる簡便な血液マーカの探索を行っている。

現在の主な研究活動地域

日本

最近の5つの出版物

  1. Ikeda S, Koga S, Yamagata Y, Eguchi M, Sato D, Muroya T, Yonekura T, Tsuneto A, Yoshimuta T, Koide Y, Kawano H, Maemura K. Comparison of the effects of edoxaban, an oral direct factor Xa inhibitor, on venous thromboembolism between patients with and without cancer. J Cardiol.2018; 72:120-127
  2. Nakashima H, Mashimo Y, Kurobe M, Muto S, Furudono S, Maemura K. Impact of Morning Onset on the Incidence of Recurrent Acute Coronary Syndrome and Progression of Coronary Atherosclerosis in Acute Myocardial Infarction. Circ J. 2017;81:361-367.
  3. Takeda N, Maemura K. Circadian clock and the onset of cardiovascular events. Hypertens Res. 2016;39:383-90.
  4. Nakashima H, Kurobe M, Minami K, Furudono S, Uchida Y, Amenomori K, Nunohiro T, Takeshita S, Maemura K. Effects of moderate-to-severe obstructive sleep apnea on the clinical manifestations of plaque vulnerability and the progression of coronary atherosclerosis in patients with acute coronary syndrome. Eur Heart J Acute Cardiovasc Care. 2015;4:75-84
  5. Koga S, Ikeda S, Miura M, Yoshida T, Nakata T, Koide Y, Kawano H, Maemura K. Imap-intravascular ultrasound radiofrequency signal analysis reflects plaque components of optical coherence tomography-derived thin-cap fibroatheroma. Circ J. 2015;79:2231-2237

メッセージ

心血管系疾患は先進国において,長い間主要な死因となっていましたが,予防医学,治療法の開発により近年死亡率は減少しつつあります。一方,開発途上国では,生活習慣の変化により,肥満,糖尿病,高血圧が増加し心血管系疾患が急増しています。従って,従来開発途上国においては感染症対策が最も重要な課題でしたが,今後は生活習慣病対策も非常に重要になると考えられます。心血管病減少のための住民への啓蒙活動,予防法,治療法についていっしょに学んで行きたいと思います。

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