教員紹介

井上 真吾 准教授

専門・研究テーマ・キーワード
獣医学、ウイルス学,感染症内科学
担当課程
博士後期課程専任教員

取得学位・資格

獣医学博士、獣医師

個人/所属ウェブページ

http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nekken/research/virology.html

他所属

熱帯医学研究所ウイルス学分野

経歴

  • 平成29年2月より熱研ウイルス学分野准教授として勤務(現在に至る)
  • 平成21年10月よりJICA専門家として約8年間ケニア中央医学研究所にてアルボウイルスの研究、国際協力事業(個別派遣、SATREPS等)を行う。
  • 平成13年12月より熱研ウイルス学分野助手(助教)として勤務
  • 平成11年4月から平成13年11月までフィリピン、セント・ルークスメディカルセンターにてポスドクとして研究(約3年間)
  • 平成9年4月から平成11年3月までポスドクとして熱研ウイルス学分野にて研究
  • 平成9年3月:岐阜大学大学院 連合獣医学研究科 獣医学専攻 博士課程修了
  • 平成3年7月まで:青年海外協力隊(獣医師隊員)としてザンビア共和国ザンビア大学獣医学部に勤務(3年間)
  • 昭和63年3月:北里大学大学院 獣医学研究科 獣医学専攻 修士課程修了

教育活動

  1. 熱帯医学研修課程および熱帯医学修士課程にてウイルス学実習を担当。
  2. ケニアにて博士課程3名(内2名は修了して学位取得)、修士課程4名(内2名は修了して学位取得)を指導。
  3. 日本にて博士課程進学予定のケニア人研究生2名とコンゴ民主共和国人1名の合計3名に対してウイルス学および分子生物学の基礎実験を指導中。

研究活動

蚊が媒介するウイルス(アルボウイルス)の迅速診断法の開発を主に行っている。(黄熱、デング熱、リフトバレー熱、チクングニア熱、日本脳炎、西ナイル熱など)

現在の主な研究活動地域

「ケニアにおける黄熱病およびリフトバレー熱に対する迅速診断法の開発とそのアウトブレイク警戒システムの構築プロジェクト」

本プロジェクトは、平成24年1月から平成29年1月までの5年間、地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)事業として実施された。ケニア中央医学研究所(Kenya Medical Research Institute:KEMRI)での黄熱病、リフトバレー熱の迅速診断法の実用化、リファレンス機能強化、更に、地域の医療施設、KEMRI、ケニア公衆衛生省を結ぶ携帯電話網を活用したアウトブレイク早期警戒・即時対応メカニズムの構築を目指している。本プロジェクト終了後の現在は、そのフォローアップ支援活動および共同学術研究を継続して行っている。

最近の5つの出版物

  1. Adungo F, Yu F, Kamau D, Inoue S, Hayasaka D, Posadas HG, Sang R, Mwau M, Morita K, Development and Characterization of monoclonal antibodies to yellow fever virus and their application in antigen detection and IgM capture ELISA. Clinical and Vaccine Immunology, on line 15 June 2016.1-38 (2016)
  2. Yoshikawa A, Nabeshima A, Inoue S, Agoh M, Morita K, Molecular and serological epidemiology of Japanese encephalitis virus (JEV) in a remote island of western Japan: an implication of JEV migration over the East China Sea., Tropical Medicine and Health, 44(8): 1-10 (2016)
  3. Inoue, S, Bundi M, Miring’u G, Muriithi B, Ashur S, Wandera E, Kathiiko C, Odoyo E, Kwallah AO, Galata A, Huka S, Shah M, Karama M, Kariuki S, Ichinose Y, Evaluation of a BSL-3 laboratory biosafety training program in Kenya. Journal of Biotechnology and Biosafety, 3(4): 288-296, (2015)
  4. Wasonga C, Inoue S, Rumberia, C,  Michuki, G, Kimotho JH, Ongus J, Sang R, Musila L, Genetic divergence of chikungunya virus plaque variants from the Comoros Island (2005). Virus Genes, 51(3): 323-328 (2015)
  5. Kwallah AO, Inoue S, Thairu-Mwangi AW, Kuttoh N, Morita K, Mwau M. Seroprevalence of Yellow Fever virus in selected health facilities in Western Kenya 2010–2012. Jpn J Infect Dis, 68: 230-234, (2015)

メッセージ

これまで主に蚊媒介性のウイルス(アルボウイルス)について留学生および派遣国での現地大学院生と共に研究活動を行ってきました。熱帯地域の現地のニーズに根差した研究および診断キットの開発を行うことを研究テーマ選びの最重要項目としています。

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