教員紹介

山梨 啓友 准教授

専門・研究テーマ・キーワード
総合診療学、臨床感染症学、
Frailty, sarcopenia, multimorbidityと持続感染症
担当課程
博士前期課程専任教員博士後期課程専任教員

取得学位・資格

医師免許,医学博士, 介護支援専門員

個人/所属ウェブページ

http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/soshin/
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/internal/

他所属

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 先進予防医学共同専攻 総合診療学分野
長崎大学熱帯医学研究所 臨床感染症学分野
長崎大学病院 総合診療科/感染症内科(熱研内科)
日本プライマリ・ケア連合学会
日本病院総合診療医学会
日本内科学会
日本老年医学会
日本感染症学会
日本環境感染学会
日本医学教育学会

経歴

平成18年4月 横須賀市立うわまち病院 初期研修医
平成20年4月 医療福祉生協連家庭医療学レジデンシー・東京(大井協同診療所)後期研修医
平成23年4月 大井協同診療所 所長
平成24年4月 長崎大学病院熱研内科(感染症内科) 医員
平成25年9月 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科離島・へき地医療学講座 助教
平成28年11月-平成29年2月
国境なき医師団 パプアニューギニアにおける結核流行に係る医療支援 派遣医師
平成29年12月-平成30年1月
国境なき医師団 バングラデシュ ロヒンギャ難民におけるジフテリア流行に係る緊急医療支援派遣医師
平成30年4月 長崎大学病院 総合診療科 講師
令和元年12月
国際協力事業団 国際緊急援助隊感染症対策チーム サモア独立国麻疹流行に係る国際緊急援助隊 派遣医師

令和3年11月 長崎大学病院 総合診療科 准教授(現在に至る)

教育活動

TMGHにおける教育実績:
Joint Nagasaki-LSHTM PhD Programmeの博士課程1名を指導
Global Health, Community health Iの講義
長崎大学熱帯医学研修過程講義、医歯薬学総合研究科(総合診療学、診断学、感染症学の講義、医学ゼミおよび臨床実習)長崎大学全学(モジュール講義)

研究活動

疫学研究として、離島における褥瘡の有病率調査、中部ベトナムにおける脳血管疾患の罹患率調査などを実施した。老年医学研究では、長崎県の前向きコホート研究Nagasaki Islands Studyとしてフレイルと独居との関連、フレイルと多愁訴との関連、フレイルのスクリーニングの客観的指標としての最大舌圧値や口腔関連QOLの意義について評価をした。また、インドのHyderabadの大規模コホート研究(APCAPS; The Andhra Pradesh Children and Parents Study)との国際共同研究として、身体機能低下と動脈硬化(頚動脈内膜中膜複合体厚)との関連について報告した。
興味深い研究成果としては、持続感染症を加齢性機能低下にどのように影響するかについて着目し、HTLV-1の無症候性キャリアーにおいて動脈硬化の関連性を報告し(Yamanashi H, et al. Clin Infect Dis. 2018)さらに、HTLV-1がサルコペニアのリスク因子であることを明らかにした(Yamanashi H, et al. Aging (Albany NY). 2020)。現在はインドAPCAPSとMultimorbidityに関する国際共同研究を行なっている。

現在の主な研究活動地域

長崎県五島市、インド Hyderabad

最近の5つの出版物

  1. Yamanashi H, Nobusue K, Nonaka F, Honda Y, Shimizu Y, Kawashiri SY, Izumida M, Kubo Y, Tamai M, Nagata Y, Yanagihara K, Kulkarni B, Kinra S, Kawakami A, Maeda T. Human T-cell lymphotropic virus type-1 infection associated with sarcopenia: community-based cross-sectional study in Goto, Japan. Aging (Albany NY). 2020 Jul 24;12(15):15504-15513.
  2. Yamanashi H, Nobusue K, Nonaka F, Honda Y, Shimizu Y, Akabame S, Sugimoto T, Nagata Y, Maeda T. The role of mental disease on the association between multimorbidity and medical expenditure. Fam Pract. 2020 Sep 5;37(4):453-458. doi: 10.1093/fampra/cmaa015. PMID: 32086514
  3. Yamanashi H, Nagaoki K, Kanbara S, Shimizu Y, Murase K, Tsujino A, Maeda T. Relationships of handgrip strength with the presence of cerebral microbleeds and platelet count in older Japanese adults. Oncotarget. 2020 May 12;11(19):1705-1713. doi: 10.18632/oncotarget.27573. PMID: 32477460
  4. Yamanashi H, Kulkarni B, Edwards T, Kinra S, Koyamatsu J, Nagayoshi M, Shimizu Y, Maeda T, Cox SE. Association between atherosclerosis and handgrip strength in non-hypertensive populations in India and Japan. Geriatr Gerontol Int. 2018 Jul;18(7):1071-1078. doi: 10.1111/ggi.13312. PMID: 29582539
  5. Yamanashi H, Koyamatsu J, Nagayoshi M, Shimizu Y, Kawashiri SY, Kondo H, Fukui S, Tamai M, Sato S, Yanagihara K, Kawakami A, Maeda T. Human T-cell leukemia virus-1 infection is associated with atherosclerosis as measured by carotid intima-media thickness in Japanese community-dwelling older people. Clinical Infectious Diseases. 2018 Jul 2;67(2):291-294. doi: 10.1093/cid/ciy168. PMID: 29529133

メッセージ

超高齢化社会における新たな問題は、虚弱、サルコペニア、および多疾患併存などの加齢に伴う機能低下です。加齢に伴う機能低下の地域ごとの記述疫学、そして臨床医学と公衆衛生の両面でこれらの問題にグローバルに対応する方法を研究したいと思っています。

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