よくわかるSDGs講座シリーズ | アジア・アフリカの保健医療の現場を中心に、SDGsの全体像を習得し、企業・教育現場・市民社会などでSDGsを推進するためのヒントを探すための講座シリーズです。

開場挨拶

上川 陽子(衆議院議員 自民党持続可能な開発目標(SDGs)外交議連会長)



  皆様こんにちは。 本日、自民党SDGs外交議員連盟主催、長崎大学共催のシンポジウム「SDGsを語り合う~持続可能な社会を目指して~」をご案内したところ、 大勢の皆様にご参加いただき誠にありがとうございます。SDGs外交議連を代表し一言ご挨拶申し上げます。まず、長崎大学の河野学長、池上先生はじめ長崎大学関係者の先生方、 また、基調講演をお引き受けいただきましたピック駐日フランス大使、各パネラーの皆様にはご協力に心から感謝申し上げます。
  ご案内のとおり、2015年に国連で持続可能な開発目標(SDGs)が採択されて以来、我が国では、安倍総理を本部長に全閣僚が本部役員として参加する「SDGs推進本部」、 さらに広範な関係者が集うかたちで作られた「SDGs推進円卓会議」が次々に設置され、SDGsの実施指針やアクションプランを策定し、官民あげてオールジャパンで推進してまいりました。 昨年12月には、SDGsアクションプラン2019が決定され、「誰一人取り残さない社会」を実現するために、人間の安全保障の理念に基づき、 世界の国づくりと人づくりに貢献していくことが表明され、特に、ビジネスとイノベーション、地方創生と循環型社会、さらに女性、 次世代のエンパワーメントの三本の柱を中核とする日本型SDGsモデルの推進が打ち出されました。 こうした動きを、与党自民党として応援していこうと、2017年4月にSDGs外交議連を発足し、定期的な活動や政策提言を実施してきたところです。 今回、様々なステークホルダーの皆様と積極的に連携しながら、議連の事業として公開シンポジウムが開催できましたことは大きな喜びであり、 これを弾みに今後さらに活動の幅を広げて参る所存です。
  SDGsは何と言っても、一人ひとりが問題意識をもって理解してこそ初めて行動に繋がるものと考えます。 今年は、G20サミットをはじめ国際会議が目白押しですが、そうした大きなトレンドの中で、地方自治体、市民団体の皆様とも力を合わせて、 SDGsを合言葉に社会的問題の解決に議連としても積極的にかかわって参る所存です。 本日、みんなで参加し、 作り上げるシンポジウムにして参りたいと考えておりますので、どうぞご協力の程宜しくお願い申し上げ、冒頭のご挨拶に代えさせて頂きます。ありがとうございました。