教員紹介

和田 崇之 准教授

専門・研究テーマ・キーワード
細菌学、分子疫学、人獣共通感染症、ゲノム科学、公衆衛生学
担当課程
博士後期課程専任教員

取得学位・資格

博士(医学)

個人/所属ウェブページ

http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/newrect/japanese/member/wada.html

他所属

長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野

経歴

  • 1997/3 京都大学理学部 卒業
  • 1999/3 京都大学大学院理学研究科生物物理学科前期課程 修了
  • 2006/12 大阪市立大学大学院医学研究科 博士(医学) 取得
  • 1999/4 – 2009/3 大阪市立環境科学研究所 研究員
  • 2009/4 – 2012/12 同 主任研究員
  • 2013/1 – 2017/4 長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野 国際保健学分野 助教
  • 2017/5 – 同 准教授

教育活動

(これまでの経験)
・学部講義(教養)感染症と文明
生物学基礎、生態学的観点と病原体について概説
・結核分子疫学
地方衛生研究所、保健所を対象に結核対策を指向した病原体遺伝子解析について解説、実習

研究活動

分子疫学、地域公衆衛生

病原体遺伝子情報(ゲノミクス、バイオインフォマティクス)と患者情報(疫学、地理統計学)を基盤とした病原体伝播経路の追跡。結核、抗酸菌症、その他細菌感染症。

動物感染症、人獣共通感染症における病原体適応進化

獣医学、生態学領域と連携し、動物由来試料からの病原体分離、遺伝子比較から病原体の適応進化戦略を理解する。腸内細菌叢、細菌性下痢症、その他宿主認識に関わる病原体因子。
以上の2点を中心に、時系列、地理拡散、宿主適応の3つのベクトルにおける病原体(特に細菌)のふるまいを俯瞰し、基礎・応用いずれにおいても意義のある研究成果を目指す。また、これらの研究を通して培った研究技術を基に、柔軟な社会貢献を希求する。

現在の主な研究活動地域

  • 日本
  • 台湾
  • ネパール

最近の5つの出版物

  1. 和田崇之, 吉田志緒美, 柳井徳磨. 2017. ヒト,動物,環境をとりまく非結核性抗酸菌の浸淫状況と宿主適応. 日本臨床微生物学雑誌 27: 1-10.
  2. Seto, J., Wada, T., Suzuki, Y., Ikeda, T., Mizuta, K., Yamamoto, T., Ahiko, T. 2017. Mycobacterium tuberculosis transmission among elderly persons, Yamagata Prefecture, Japan, 2009–2015. Emerg Infect Dis 23: 448-455.(2017)
  3. Ban, E., Yoshida, Y., Wakushima, M., Wajima, T., Hamabata, T., Ichikawa, N., Abe, H., Horiguchi, Y., Hara-Kudo, Y., Kage-Nakadai, E., Yamamoto, T., Wada, T., Nishikawa, Y. 2015. Characterization of unstable pEntYN10 from enterotoxigenic Escherichia coli (ETEC) O169:H41. Virulence 6: 735–744.(2015)
  4. Wada, T., Iwamoto, T., Tamaru, A., Seto, J., Ahiko, T., Yamamoto, K., Hase, A., Maeda, S., Yamamoto, T. 2015. Clonality and micro-diversity of a nationwide spreading genotype of Mycobacterium tuberculosis in Japan. PLoS ONE 10: e0118495.(2015)
  5. Wada, T., Iwamoto, T., Maeda, S. 2009. Genetic diversity of the Mycobacterium tuberculosis Beijing family in East Asia revealed through refined population structure analysis. FEMS microbiology letters 291: 35-43.(2009)

メッセージ

熱帯医学は典型的な応用科学、境界医学の一つと捉えることができますが、それだけに固執すると大事なことを見落とすかもしれません。TMGHの門を叩く学生は、もとより応用面への志が高いものと思いますので、特に基礎自然科学への親和性が高く、フレキシブルな志向を持てる学生を歓迎します。

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